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31, Monday

夫が仕事で設計した用賀の住宅の工事が終わり、事務所のスタッフの人達と写真を撮りに行くというので、私も一緒に見学に行きました。

           

  

中庭を囲んで4棟の3階建ての住宅が建っています。
住んでみたいと思ったけれど、うちにはちょっと無理なので残念でした。

その後、世田谷区の瀬田と若林に建設中の住宅の工事現場にも様子を見に行き、お昼を過ぎてお腹がすいたということで、私のお気に入りのお店、経堂の台湾茶藝館 「月和茶(ユエフウチャ)」にご案内しました。
皆さん初めてだったそうで、台湾の民家を再現したインテリアがとてもしゃれていると言ってました。台湾に時々出張で行く夫は、ここのランチを食べて、台湾の庶民の料理みたいだと言って懐かしそうでした。

夫は建築の設計の仕事をしているけれど、自宅のインテリアに関わることはしない人なので、家具を選んだりちょっとしたリフォームをするのも、なぜかいつも私がやっています。

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30, Sunday

1月26日のダイアリーに書きました、成城の「清川泰次 記念ギャラリー」に行きました。
先日、カルトナージュ作品展の会場をクラスの皆さんと見学に行った時は、貸しギャラリーの方だけを見たのですが、隣の記念ギャラリーには清川泰次の作品を展示してあり、ゆっくり見てみたいと思ったので、また行ってみました。



左 : 手前が生前、リビングルームと寝室があった建物で現在は世田谷区民向けの貸しギャラリーに、奥がアトリエだったところで記念ギャラリーになっています。
右の3枚 : 清川泰次の作品。(静岡・清川泰次芸術館所蔵)


清川泰次(
1919〜2000)は、無対象純粋芸術(Non-objective art)の絵画と立体作品で世界的に活躍したアーティスト。彼の作品は、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館、サンフランシスコ近代美術館ほか、多数の美術館で永久保存されています。
清川氏の遺志に基いて、ご遺族が成城の自宅とアトリエを世田谷区に寄贈され、一昨年(2003年)に記念ギャラリーとして開館しました。

生前、この家ではじゅうたん、テーブルクロス、壁布、スリッパ、食器、カーテンなど、身の回りのあらゆるものが、氏のデザインによるものだったそうです。
中に入ってみると、吹き抜けの高い壁の上から掛けられた作品の数々、そして床にはあちこちに絵の具の跡がそのまま残っていて、生前の様子が忍ばれます。

最初に作品を見た時、私は思わずはっと息を呑みました。それは、キャンバス全体が真っ白に塗られていて、枠と中央に一本の線が入っているだけなのに、その単純さの中に胸に迫りくるものがありました。これは、彼の一時期の作風で「白の世界シリーズ」と呼ばれているそうですが、他の作品もやはり真っ白の中に一筋の曲線、またあるものはわずかな点の集合体・・・
研ぎ澄まされた感性から生まれる芸術とは、こういうものなのかと思いました。

氏の語録から
 「何かに頼って描いてゆくということから一切離れて、心を全くの純粋な自由の中に置き、描きたい線、使いたい色、画したい面、それらの構成で未だかつて見たこともない美が生まれてゆく、私の無対象純粋芸術。」

アトリエでは10数点の作品が展示され、4ヶ月ごとに別の作品と入れ替えられるとのこと。静岡県御前崎市にある、清川泰次芸術館では400点もの作品が見れるそうなので、今度は、是非、そちらにも行って彼の世界に浸ってみたいです。

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26, Wednesday

1月20日のダイアリーに書きました、広岡ちはる先生のカルトナージュ教室(新百合ヶ丘)に行ってきました。

私と同じようにNHKの「おしゃれ工房」を見て、今回初めて参加したという方がもうお一人いらっしゃいました。
15人くらいのクラスでしたがベテランの生徒さんが多い感じで、ほぼ全員がそれぞれ違うものを作っていて、時々先生に教えていただくという自由製作の形のレッスンでした。丸箱、楕円箱、ブック形箱、筒箱、トレー、額装 etc・・・

初回はリボン付きトレーか額装のどちらかを選ぶようになっていて、私は額装で申し込んでいたので、生地や色の紙などを持参しました。
額装は初めての経験でしたので、教わることのすべてがすごく新鮮でした。
額装ってなんだかすごく楽しい!と目覚めてしまった感じです。

広岡先生はテレビで見たままのすてきな方でした。
ちょうどこの日はレッスンの後に、6月に開催予定の作品展の会場を皆で見学に行き、その後、先生を囲んでのランチという設定になっていました。 会場は小田急線・成城学園前駅から歩いて3分くらいの「清川泰次 記念ギャラリー」で、真っ白なすてきな一軒家の建物でした。

会場を見ながら、先生はさっそく展示のアイデアや構想を考えられていました。たとえば、何かバーンと目立つ大きい作品も皆で分担して作って、見せ場を作るなど・・・
そして私には、「同じ形の箱を5つくらい作って、その中にお料理の写真やスパイスなどを入れて並べて展示するというのはどうかしら。」と、さっそくアドバイスをして下さいました。

新百合ヶ丘から電車に乗って成城の会場に向かう間、先生は色々なことをお話してくださいました。
お子さんは、私と同じ小学校3年生と6年生、それから高校生のお子さんの3人いらっしゃること。ご主人様の転勤でパリに6年間住んでいらっしゃる間に下の2人のお子さんを出産されたこと、パリでカルトナージュに出会われ、学生時代に写真をされていたので、ご自分の作品を額に入れたかったこと・・・

「NHKのおしゃれ工房ですばらしいカルトナージュをご紹介されたから、きっと反響がすごかったのでは。」と伺ったら、「でも、そういうのは一過性のものだから。」とおっしゃって、もちろんご謙遜もあると思いますが、その中にも冷静な見極めをされていました。

テレビにも出演されるような有名な先生なのに、とても謙虚でいらして、初めてお会いしたとは思えないような親しみやすさを感じさせてしまうすてきなお人柄に、私はますますファンになってしまったのでした。
思いがけなく作品展に出品することになり、目標ができて考えることが増え、ちょっと緊張しています。

新百合ヶ丘カルトナージュ教室の作品展の予定
 
期間 : 2005年6月22日~26日
場所 : 清川泰次 記念ギャラリー (世田谷美術館分館)
      東京都世田谷区成城2−22−17
      www.kiyokawataiji-annex.jp/


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24, Monday

1年前に習い始めたジャズピアノを、色々悩んだ末、今月でやめることになりました。
だんだん難しくなってきたジャズ理論が私の理解の範疇を超えてきて、どうにも前に進めなくなり、自分の中の意欲と適性のなさを感じてしまいました。

ジャズピアノの楽譜はクラシックと違い、メロディーとコードが書いてあるだけなのですが、そのコードを分解したりして自分でアレンジをして弾くわけですが、そのためには理論を理解しないとなりません。始めのうちは基礎の理論で私にも何とかできたのですが、それをひとつクリアすると次の段階の理論に入り、新しいアレンジの方法を習います。それを越えないとさらに次の段階に入れないのですが、私の頭の中のキャパシティがどう
                 してももう、ついて行けなくなってしまいました。

半年くらい前にも、もう無理だからやめようかと思った時期があったのですが、先生が「今やめたら、ジャズは難しいで終わってしまうから、もう少しがんばってみたら。」と励ましてくださって、去年の夏の発表会では無事に(?)My one and only loveを演奏したのですが・・・
今になって、とうとう限界を感じてしまいました。

1年間という短い期間でしたが、ジャズのすてきな世界を知ることができて、とても楽しかったです。吉祥寺のライブハウスでの発表会で、プロのベースとドラムの方々とセッションした夢みたいな経験を、私の人生の一時期のすてきな想い出としてしまっておきたいと思います。


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20, Thursday

素敵な布でつくるフレンチスタイルの布箱 18日にNHKのおしゃれ工房「フランス生まれの収納箱」の番組で、カルトナージュが紹介されていました。作品も広岡ちはる先生も、とっても素敵でした。
(カルトナージュに関しては、Life styleページの「カルトナージュ」をご参照下さい。)

2年半くらい前に私がカルトナージュを始めたばかりの頃、Yahoo Japanで「カルトナージュ」のキーワードで検索をしても、たった2件しか出なかったのですが、今やってみると1400件以上も! ここ1〜2年のカルトナージュ人気にはめざましいものがありますね。

広岡ちはるさんの本「フレンチスタイルの布箱」は以前から持っていたのですが、すべてフランスとアメリカのヴィンテージ生地で作られた素敵な箱の数々に、眺めているだけでもほれぼれしてました。7種類の箱の作り方も図解とプロセス写真入りで詳しく説明されているので、初めての方でもこの本を見れば作れそうです。

今回テレビで広岡ちはるさんと作品をあらためて見て、そのセンスの良さに心惹かれ、早速お教室に行くことにしました。鎌倉のご自宅、青山、横浜、新百合ヶ丘で講座をお持ちなのですが、問い合わせると満員でキャンセル待ちの所が多かったのですが、新百合ヶ丘の教室だけは入れて、ラッキーでした。来週から通うことになったので楽しみです。

番組では箱の作り方の指導もありましたが、カルトナージュも流派(?)によって作り方が違うようです。私は世田谷・成城のカルトナージュの先生に教えていただいていましたが、カリキュラムを終えたところなので、今度は別の流派のカルトナージュも学んでみる良い機会だと思っています。

広岡ちはるさんのサイト : http://www.baguette.jp/
カルトナージュ情報に詳しいサイト : http://lecartonnage.hp.infoseek.co.jp/


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17, Monday

東京タワー
「東京タワー」を観ました。こういう映画は一人しんみりと観たいと思って、一人で行きましたが、泣きっぱなしだったからやっぱりそうしてよかったです。江國 香織原作の映画は、「冷静と情熱のあいだ」も以前に2回観たけど、2回目は一人だったので思い切り泣きました。

41歳の人妻・詩史(黒木瞳)と21歳の大学生・透(岡田准一)との、夢物語のような不倫の恋のお話。それと平行して、徹の友達の耕二(松本潤)と36歳の主婦・喜美子(寺島しのぶ)との現実的な恋愛も対照的な形で描かれています。

ロケ地に六本木ヒルズ、恵比寿Q.E.Dクラブ、渋谷のロアラブッシュ他、東京の最先端のおしゃれな場所がたくさん出てきて、映像もすごくきれい。ただ、ハイソな詩史の高級マンションは納得だけど、学生の透のマンションや大学、耕二のバイト先などもあまりにおしゃれすぎて、もう少し生活感もほしかったと個人的には感じましたが。(「冷静と情熱のあいだ」の竹野内豊の部屋は生活感一杯で味わいがあって、思わず遊びに行きたくなってしまいました。)

ネットでこの映画の感想を読むと、賛否両論、それも人によってかなり評価の差が大きい。
この映画のよさは、わかる人にはすごくわかり、わからない人には全くわからないという摩訶不思議さかもしれません。

昨年春頃に原作本も読んだので内容はわかっているつもりで観ていたら、後半から原作にない意外な展開が色々あってちょっとびっくりしましたが、それも新鮮でとても楽しめました。
私は江國 香織の「落下する夕方」も大好き。恋人にふられた女性が、なぜかその恋敵と一緒に2人で暮らすことになってしまうという奇妙なお話なのですが、読んでいると登場人物の気持ちにすっかり共感してしまって読後感も澄んだ気持ちに。おすすめです。


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16, Sunday



よしもとばななの「デッドエンドの思い出」を読みました。
この本のあとがきに、よしもとばななが以下のように書いています。
「私はこの本の中の『デッドエンドの思い出』という小説が、これまで書いた自分の作品の中で、いちばん好きです。これが書けたので、小説家になってよかったと思いました。」


よしもとばななの小説を読んだのは数年ぶりのことでしたが、この人の小説にはどうしていつもこんなに心温かい、自然体の人達ばかり出てくるんだろうと昔読んだ作品のことも思い出しました。

表題の「デッドエンドの思い出」の他に4編の切ない恋のお話が詰まった本ですが、私もこの中で、「デッドエンドの思い出」が一番好きです。婚約破棄というつらいお話だけれど、その中から「あの日の、あの時間を箱につめて、一生の宝物にできるくらいに、最高の幸せ」を見つけたことを描いた悲しくもすてきなお話。読み終わった後、不思議と自分のつらかった数々の思い出と重ね合わせて、それが乗り越えられたような気持ちになりました。


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12, Wednesday

アンナとロッテ

お友達を誘って、オランダ映画「アンナとロッテ」を観に行きました。BBSでKeikoさんお薦めの映画だけあって、見ごたえがありました。

幼い頃に両親が亡くなって、別々の家に引き取られた双子の姉妹。ロッテはオランダの裕福な家庭で育ち、アンナはドイツの貧しい農家で学校にも行かせてもらえず、過酷な労働を強いられる。大人になってから感動の再会を果たすのだけれど、お互いが伴侶として選んだ相手は、アンナはナチスの親衛隊の将校、ロッテはユダヤ人だったことから、運命は再び二人を引き裂くことになる・・・

環境や立場が違っても、自分の信じる道を強く生きる二人。こんな風に運命に翻弄された人生を見ると、今の自分の不満や悩みがいかにささいなことかと、気づかされます。
昔、デュマ・フィスの「椿姫」を読んで、同じことを感じたことを思い出しました。

「アンナとロッテ」のHP: www.anna-lotte.com/home.html


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7, Friday

七草粥も食べ、お正月が終わりましたね。
皆さまは、どんな年末年始を過ごされたでしょうか。今年も実り多い1年になりますように、お祈りしています。
  
昨年と一昨年の夏に旅行に行った、新潟の川西町のコテージの方から年賀状が届きました。地震の被災地だったのですが、「今年もまたいらしてください。」と書いて下さったので、コテージの方々や建物の無事を知ってほっとしました。

また、新潟のアートトリエンナーレでベリー畑の作品を作られた方からも、お年賀のメールをいただき、「昨年は、ベリープロジェクトを行っている土地が新潟中越地震の被災地になり、それを実際に目前にしたことなどにより、『自然』や『生命』の存在と強さ、そしてそれらの大切さを改めて考えさせられました。今年はそれらの存在をもっと意識して、その中で自分たちにできることをトライしていきたいです。」と、力強く、前向きに生きていらっしゃるご様子に心打たれるものがありました。
(新潟旅行に関してはFavoritesページの「新潟県 越後妻有のアート展」をご覧下さい。)


パソコンで、Living room cafeのカレンダーを作ってみました。





12枚綴りでB5のスーパーファイン紙を使っています。(ちょっとした留め具も工夫しましたので、壁にかけられます。)
ご希望の方は、実費(400yen)でお分けできますのでメール下さいね。

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3, Monday

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。


両親と姉夫婦との新年会で、「九つ井」本店に行ってきました。
「九つ井」は12月14日のDairyでもご紹介しましたお気に入りの日本料理屋さんです。
前回は二子玉川店に行きましたが、今回は横浜市栄区の本店まで足を延ばしました。
場所は、JR東海道線の大船駅からタクシーで10分くらい。(鎌倉が近いので初詣の時期、車の渋滞が予想されたので電車で行きました。)

  

陶器でできたかわいい狸くんに迎えられて中に入ると、陶芸工房も併設されていることから、至るところに陶器の作品や陶板が敷き詰められているのが印象的です。
店内は二子玉川店とほぼ同じインテリアで、離れは迷路のような細い山道を登っ行くと、木立の中に点在しています。

  

お部屋の中には囲炉裏が2つ、その回りをテーブルが囲みます。うどんすきと囲炉裏焼きを注文したので、寒い日だったけれど炭火の熱でほかほか、窓を一杯に開け放ち、ふうふう言いながらいただきました。
どちらのコースも、とにかく素材が素晴らしく、最高級品の近江牛や生たらばがに、帆立貝、鴨や野菜のおいしかったこと! 遠かったけれど行ったかいがあって、新年会も盛り上がりました。



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