Cartonnage gallery 1   


個展「Tokoのフランス布箱 カルトナージュ展」では、私のお気に入りの8種類の生地をシリーズにして展示しましたので、こ紹介します。

1.イギリスの小花

2.プロバンス オリーブブルー

3.プロバンス オリーブホワイト

4.プロバンス グリーンライン

5.イギリス ファロー&ボール壁紙 ベージュ

6.イギリス ファロー&ボール壁紙 水色

7.フランスピンクフラワー

8.紫花と紫フランス語




アイロン台


市販のアイロン台にブルーオリーブの生地を貼り、周りに紺色のグログランリボンをつけました。ハンドメイド用にテーブルに載せて使うのにも便利です。


裏側はこんな感じにダークグリーンのフランス語新聞柄のペーパーを貼って仕上げました。





私はいつも、アイロン台に自分で生地を貼って使っています。結婚した時に買った古いアイロン台も、生地を上から貼ると見違えます。
普通のアイロン台よりもシェープが細長くて、その形が気に入っているので、このアイロン台は個展に出品するために木を私のアイロン台と同じ形にカットしてもらって作りました。
それから、私はアイロン台とお揃いの生地で蓋を作ったバスケットに、いつもアイロンを収納しています



バスケットの蓋


幅40cm奥行き28cmの一番大きなバスケットです。
市販の蓋なしバスケットにカルトナージュの蓋をつけました。


蓋とバスケットは後ろでこんな風にリボンでとめました。


一番小さいミニバスケットもなかなかかわいくて気に入っています。





カメラボックス


20cm×55cmという大きい箱ですが、一眼レフカメラ2台と交換レンズを入れるカメラボックスです。
中の生地も表生地と同じものを、ケント紙で裏打ちして貼りました。
この中には、一眼レフデジカメのCANON EOS KISS が2台、交換レンズ2本、クローズアップレンズ、カメラのマニュアル、コンパクトデジカメ、コンパクトフラッシュなどを収納しています。
カメラ周りのものがこの1箱にすべて収まって、使いやすくなりました。




壁紙で基本の箱



イギリスのファロー&ボールの壁紙は、とっても素敵なのだけれど、写真のメルローズ柄は日本にもう在庫がなく、イギリスからの取り寄せは30メートル単位とのこと。ずいぶん迷ったのですが、やはりこの壁紙、他にはない何か惹かれるものがあって、また、生徒さん達からのご要望も多かったので、思い切って取り寄せしました。

そこで、さっそく基本の箱を作ってみました。
中箱にはフランス語柄のリネンの生地を合わせました。この組み合わせで、アルバムと手帳も作ったことがあるのですが、自然な感じがして気に入っています。



ファロー&ボールの壁紙でフォトアルバム



アルバムjの中の紙も自分で作れるように、A4の紙を使える大きさにしてみました。
紙の長い辺を少しカットして、2穴開け器で穴を開けアルバム用ビスでとじました。
A4のフォトマット紙に直接、写真をプリントして文字も入れられるのて、ちょっと写真集みたいです。

表紙はイギリスのファロー&ボールの壁紙に白のフランス語模様のリネン生地を合わせてみました。
この壁紙は、先週、用賀に行った時に偶然寄ってみたお店、カラーワークスでみつけたのですが、すっかり気に入ってしまいました。

お店にあった、壁紙の大きな見本帳の表紙がこちらの壁紙でできていて、それがすごくすてきだったので、さっそく1メートル購入して帰ってきて、アルバム作ってみたら、壁紙って角の始末も生地よりもやりやすくて、カルトナージュに向いているんですね。おまけに、ウォッシャブルだから、汚れても水拭きOKとのこと。ちょっと皮みたいに見えて、スキバーテックスに模様がついたっていう感じです。

イギリスのナショナルトラストの建物にも使われているという由緒あるペンキと壁紙メーカー「ファロー&ボール」の壁紙は、普通のプリントと違って、ペンキを塗布して1枚1枚表情の違う仕上げになっているそうで、模様に凹凸があって、高級感そのもの。色も柄も独特で趣があります。

4月始まりのスケジュール手帳の表紙も、ちょうど作りたかったところだったので同じデザインで作ってみました。



カトラリーボックス



蓋を開けると、中にはトレーが3つ収まるようになっています。
フォークやナイフなどカトラリー類をこの1箱に収納しています。



トレーを取り出すとこんな感じで、箱だけ、トレーだけでも使えます。
この花柄生地とピンクのストライプ生地の取り合わせがとても気に入っています
アクセサリー入れにしてみてもいいかもしれません。





マウスパット



カルトナージュでパソコン用のマウスパッドを作ってみたら、なかなか使いやすいです。
生地の肌触りが快適で、薄い綿(ドミット芯)も入れてみたので、このマウスパッドでパソコンをしてるとなんとなく癒される感じがします。
裏には滑り止めを貼ったので、普通のマウスバッドと同じように使えます。
綿を入れているのは光学マウス向きです。
ボールマウスは綿なしで作ると調子がいいです。

少ない生地でも活用できるので、色々作って差し上げたりして楽しんでます。





ペーパーカルトナージュのフォトスタンド



フランス語の新聞風の柄の包装紙をボール紙に貼って作りました。この包装紙は私の写真のワークショップの撮影の時にも、下に敷く紙として使っているもので、被写体や写真を引き立ててくれるので気に入っています。

中を開くとこんな感じです。



後ろから見るとこんな感じ。



ポストカードにプリントした写真を4枚から6枚飾れます。

(ポストカードの写真撮影 : Toko)





メモボックス
 




Amazon france
から、初めてカルトナージュの本(La Provence en cartonnges/Veronique Floucaut)
を取り寄せて、その本を見ながらメモボックスを作ってみました。
ローラ・アシュレイの赤い生地とリネンを使いました




















カルトナージュのお道具箱


カルトナージュを家で作る時や、レッスンに出かける時にいつも道具を一式入れておける箱があったら便利だと思ったので、作ってみました。



以前にうちのお稽古にいらした方が、はさみなどの道具を空き箱に一式入れて持ってきていたので、それを見てカルトナージュでお道具箱が作れたらいいなと思いました。



蓋は開けたら下に重ねておけるので場所もとらなくていいスタイルです。
持ち運びの時に蓋が開かないように、蓋を深めに作ってみました。



今のところ、中身はカッターナイフ、はさみ、へら、チャコペン、シャープペン、水張りテープ、カッターの刃折り器、ミニ洗濯バサミ、ロータリーカッターなどを入れていますが、これからもう少し増えるかもしれません。



ホワイトオリーブの基本の箱





基本の箱を、南仏プロヴァンスのオリーブの生地で作りました。
生地は、横浜の輸入雑貨店「オリヴェット」が南フランスから取り寄せたものです。
とてもすてきな生地なので、箱の中も同じ生地を貼ってみました。
白っぽい生地なので、防水スプレーをかけて使うと長く使えるようです。




スケジュール手帳カバー

毎年、自分のスケジュール手帳には布を貼って使っていますが、今回は紙を使ってみました。銀座の伊東屋の地下には、スクラップブッキング用に30cm四方くらいの外国の紙がたくさん売っていて、どれもすてきなので選ぶのに迷ってしまうくらいです。色違い、模様違いでさまざまな紙があるので、その中から、色と柄を合わせて2枚選んで使ってみました。

市販の手帳の大きさに合わせてボール紙を切り、紙を貼ってポケットをつけて作りました。

 



作品ノート



カルトナージュなどの作品の写真を保存するためのノートを作ってみました。
中の紙はA4を半分に切ったサイズなので、自分でカットして2穴開け器でリボンを通す穴を作りました。
レッスンで習ったり、自分で作ってみたカルトナージュの作品の写真を撮って、1つずつこのノートに貼っていくとまとまっていいのではと思っています。
表紙には、Cahier de cartonnageという文字をパソコンでプリントアウトしたものを、額装の技術を少しだけ使って貼ってみました。



ノートの中を開くと、写真が貼れるようになっています。

カルトナージュを始められる時に、お道具箱と一緒にこのノートも作って揃えてみたら楽しいかなと思っています。





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