新潟県 越後妻有のアート・トリエンナーレ展

昨年と今年の夏の旅行は、新潟県の魚沼こしひかりの産地でもある川西町に行きました。そして、多分来年の夏も、また行く予定。3年も続けて通うくらい、私達家族はこの新潟の小さな町を気に入っています。

川西町や十日町市を始めとする越後妻有6市町村では、2000年から3年に一度、アート・トリエンナーレ展が開催されています。その際に製作された国内外のアーティストの作品が130も、町や山の中に点在していて、数日ではとても見きれないくらいです。

その作品は、オブジェだったり、建物やお店だったり、あるいはベリー畑だったりと様々な形で表現されています。
私達が泊まったコテージも、建築家がデザインしたアート展の作品の1つです。

美しい森の中にあるキャンプ場の一角に、3棟のコテージが点在しています。それぞれ違う建築家がデザインしていて、今年は昨年とは別のコテージに泊まりました。来年は残りのもう1つのコテージを体験してみたいと思っています。

コテージ近くのベリー畑でベリー摘みをした後、ジャム工房「berry spoon」でジャム作りを習いました。
ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリーの3種類で作るミックスジャムです。できたてのジャムのおいしかったこと! 

 「berry spoon」は、オーストリアと日本の建築デザイナーが協同で作った作品で、とてもすてきなお店でした。
ベリー畑は、クランベリー、プルーン、ラズベリー、ホワイトカラント、レッドカラント、グーズベリー、ブラック
ベリー、ブルーベリーなどが育つ、アート果樹園になっています。
松代町にある、フランス人アーティストの作品 「カフェ ルフレ」。
地元で採れる自然の食材を使って作られるという「野良仕事定食」を食べました。松代産コシヒカリのおにぎりはさすがに美味しい。



アメリカの光のアーティスト、ジェームス・タレルの作品 「光の館 House of light」。

和室の屋根が可動式になっていて、開け放つと天井に空が現れ、時間とともに空の色の変化を感じることができます。
私達が行った時は、電動で屋根が開いたら、太陽の周りに円を描くように虹が出ていました。生まれて初めて見た、晴天の中の円形の虹・・・感動的でした。

光の館では、他にも様々な光の芸術を体験できます。宿泊も可能とのことなので、来年は是非泊まってみたいです。


何度行っても奥が深い、新潟県 越後妻有。当分は通い詰めそうな予感です。

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ジャム作りの先生

今年泊まったコテージ

昨年泊まったコテージ

メニューもおしゃれでかわいい。

この地方特有の棚田(段々畑のような田んぼ)

魚沼産コシヒカリかな

今年のコテージは、露天風呂の気分

まだ赤いブラックベリー

ベリー畑の真中に建つberry spoon

berry spoon