Christmas ornament
クリスマスの飾り
クリスマスのために家の中を飾るのは、また1年が経ってこの時期が訪れたと感じつつ、今年はどんな飾りにしようかしらと考えたりするささやかな楽しみでもあります。しかし、家中をクリスマスの飾りで一杯にするようなことはなかなかできないので、うちの場合は至ってシンプルだと思います。
毎年することは、玄関のドアとリビングに飾るリースを作ることと、モミの木((ドイツトウヒ)を買ってきてツリーの飾り付けをすること、あとは玄関の棚の上にちょっとしたクリスマスの置物を飾るくらいでしょうか。
(以前に一度だけ、クリスマスの箱庭を作った年がありました。Life styleページの「箱庭作り」もご覧ください。)
クリスマスツリーは生の木が好きなので、毎年、11月後半にお花屋さんに出回るとすぐに買って届けてもらいます。季節ものなのでちょっと時期を逃すと買えなくなってしまうし、いい枝ぶりのものを手に入れるためには、やはり早い方がいいのです。娘が中心になって飾りつけを楽しみ、年が明けてしばらく経つとどうしても葉がぱらぱらと落ちてしまうので、やはり毎年購入することになるのですが。(お庭に植えれば長く育つそうですが、マンションでは無理なので。)
←娘が作ったリース
クリスマスリースは、以前にフラワーアレンジメントを習っていた時に、リース形のオアシスで作る方法を教わって以来10数年間、毎年作っています。上の大きい写真のリースは、今年、リビングに飾るために作ったものです。お花屋さんに行った時にコットンフラワーがあったので、白のポイントに使うことにして、あとはモミの木などの枝にドライの唐辛子でオレンジ色のアクセントを入れて・・・など、考えながら材料を購入。リボンは、私は何回習ってもなかなかうまく作れないので、いつもお花屋さんでリボンを買った時に、リース用にと言って形作ってもらいます。
両側に写っている小さいリースは、お花屋さんで枝を買って、それを2重に巻いて直径12cmくらいの輪を作り、巻き終わりをワイヤーで結んでリースの土台にしました。そして、大きいリースの材料の緑の葉や唐辛子などを少々使い、ワイヤーで留めていきました。それから、ちょっと珍しい貴重な材料も友達からもらったので使いました。それは、世界遺産「白神山地」のブナの実です。白神山地は、青森県と秋田県にまたがるブナの原生林の茂る地域で、鹿児島県の屋久島と並んで日本でただ2つの世界自然遺産となっているところです。山形に住んでいる友達が、白神山地に旅行に行った時に拾ってきてくれて、リースの材料にといただきました。ブナの実を見たのは初めてだったのですが、お花みたいなとってもかわいらしい形をしています。大きさも2cmくらいで小ぶりなので、大きいリースにつけたのでは目立たないように思ったので、ブナの実に似合うような小さいリースも作ってみました。白い飾りは、コットンフラワーの綿なので、一つ一つにコットンの種も入っています。
白神山地のブナの実と、小さいリース。
今年もだんだんとクリスマスの飾りができあがってきました。あとは、玄関のドアのリースを作る予定です。それが終われば、今年のささやかな楽しみもそろそろ完成です。
12月に入ってから、娘は毎日、アドベント・カレンダーの窓を1日1つずつ開いて、中から出てくるチョコレートを味わいながら、クリスマスが来るのを楽しみにしています。サンタさんがやってくるのを心待ちにしている娘、そして、サンタクロースはパパだと言い始めた息子。子どもにとっても大人にとっても、クリスマスは何か心をわくわくさせる素敵な日・・・。そんな気持ちをいつまでも持ち続けていたいと思います。
Back
Home