ワイン色のココット
横浜・仲町台のフランス輸入雑貨のお店「オリヴェット」で、ワイン色のココットを買いました。
個性的な色使いと形がなんとも言えずおしゃれで、惹かれるものがありました。
買って帰った日に子どものお友達が遊びに来たので、おやつにアイリッシュ・ソーダブレッドを焼いて、さっそく生クリームをココットに入れて添えてみました。
次の日の朝食の時にヨーグルトを入れてみたら、同じヨーグルトなのにいつもと違ってすてきに思えて、朝の光の中で小さな幸せを感じました。
白のお皿の上にのせると映えるので、カフェ風のワンプレート料理みたいにして、サラダやスープを入れてもなかなかいい感じが出ます。
「オリヴェット」は、前から行ってみたかったお店でした。
一歩店内に入ると、センスのいい南フランス風の世界が広がりました。プロヴァンスのクロスやはちみつ、雑貨の数々、それから、リモージュの白の食器やゲランドのお塩、グレープシードオイルなど、フランスの美味しいものや素敵なグッズをこだわりを持って品揃えされている様子が伝わってきます。
オーナーの方がとても親切に対応して下さって、こういう素敵な女性には憧れてしまいます。
ちょうど私が行った時は、ギリシャ人の講師を招いてのオリーブの講習会をやっていました。
店名のオリヴェット(Olivette)は、オリーブ畑の意味。お店の前にもオリーブの木の鉢植えがあり、おいしそうなオリーブ油やオリーブの木から作られた珍しいサラダサーバーもあったりします。
今度行った時は、オリーブへの想いを伺ってみたいと思いました。
*オリヴェットでのカルトナージュ講習会
詳しいいきさつは2月13日のDiaryに書きましたが、
2005年5月に、オリヴェットで写真のようなカルトナージュの布箱を教えさせていただきました。
カルトナージュとはフランスの伝統工芸で、厚紙を箱などの形に組み立て、布を貼って作ります。
オリヴェットが南フランスから取り寄せたオリーブ柄の生地を使って、
小物入れの布箱を仕上げました。(箱の大きさは、幅16cm、奥行き13cm、高さ5cm。)
おかげさまで、たくさんの方にいらしていただき、皆さんきれいに箱を仕上げられました。
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2011年7月、残念なことにオリヴェットさんは閉店になりました。
6年間、オリヴェットさんでカルトナージュの講師をさせていただきました。
ありがとうございました。
(カルトナージュについては、Cartonnageのページもご覧下さい。)
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