料理写真の撮り方
料理教室の生徒さんにお渡しするために長年の間、お料理の写真を撮り続けてきました。
でも、初期の頃の写真を見ると穴があったら入りたい思いがします。
昔のアルバムを見ていると、私の写真はある時を境に変わりました。
それは、「料理写真は逆光で撮る。」ということを知った時からです。
いつも窓からの自然光で撮っていますが、以前は、写真は何でも順光で撮ると思い込んでいました。
ところが、料理の場合は順光で撮ると、平面的な写真になってしまうそうです。
逆光で撮ることを教わってからやってみたら、確かに立体的で、おいしそうに撮れることがわかりました。
その後、、料理写真家の長嶺輝明さんのクッキング・フォトグラフ講座(池袋西武コミュニティクラブ)に半年間通い、やはり光の大切さを実感しました。
写真を撮る時、構図ももちろん大切ですが、光の入り方で全く違った感じになるので、斜め逆光にしてみたり、窓辺に近づいたり離れたり、薄いカーテン越しにしたりなどと、色々試しながら、いい写真の撮れる場所を探しています。
写真は光・・・ つくづくそう思います。
(長嶺輝明氏の料理写真講座については、Recipes & essayページの「ドーナツとピロシキ」、Life styleページの「料理の本の仕事」も、併せてご覧ください。)
Living room cafeの「写真のワークショップ」
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